専門誌『企業実務』掲載事例から考える/問い文化 × 習慣化
「一度できた」を、
「いつの間にか続いている」へ。
問いで思い出す。一つやってみる。また次の日に少し思い出す。その小さな繰り返しが、習慣につながっていく。
問いは、習慣になるまで行動を小さく再起動するマイクロインターベンション。
CONCEPT
忘れてもいい。また問いで思い出せばいい。
習慣化を、一度も忘れずに、毎日完璧に続けることと定義しないでください。むしろ、
という「再起動」があることが重要です。
SECTION 1
一度できたことが、なぜ数日後には消えてしまうのか?
- 研修翌日は意識する
- 健康イベント翌日は歩く
- 安全研修後は丁寧に確認する
- 1on1研修後は話を聞こうとする
- 改善会議直後は工夫する
でも、数日すると、いつもの日常に戻る。
SECTION 2
「一度できた」と「自然に続く」の間にも、キャズムがある。
SECTION 3
続けろと言うのではなく、思い出すきっかけを置く。
SECTION 4
朝に思い出し、夜に少し振り返る。
例えば、朝「今日、一つ続けるなら?」→日中に小さく実践→夜「今日は、どこで一つ続けられた?」→翌朝へ。
⟲ この反復が、日々少しずつ繰り返されていきます。
SECTION 5
一つの問いは小さい。でも、同じ方向への小さな介入を繰り返せる。
翌日、
これを繰り返す。
SECTION 6
習慣化は、劇的な変身ではない。
SECTION 7
「これも続けたいな」と、自分で考え始める。
問い文化が根づいてくると、会社から「これを習慣化してください」と言われるだけではなく、社員自身も、
を考え始める。
SECTION 8
習慣は、命令でつくるものではない。
SECTION 9
小さな問いを繰り返すと、日常そのものが少しずつ変わる。
専門誌『企業実務』掲載事例では、次のような多面的な行動変化が見られました。
- 食・栄養への意識
- 運動・生活習慣
- セルフマネジメント
- 自主性
- 積極性
- 改善
- 提案
- 営業
- コミュニケーション
- 連携
- 業務推進
- 能力発揮
※一度の問いで変わったのではなく、日常的に問いに触れ、考え、選び、行動することが重なった結果として、これらの変化が見られました。「問いを置けば必ず習慣化する」と断定するものではありません。
SECTION 10
一回変わることと、続くことは違う。
行動変容
習慣化
SECTION 11
習慣は、本人だけではつくられない。
続きにくくなる要因には、次のようなものがあります。
- 忙しさ
- 忘却
- 既存の仕事習慣
- 周囲の行動
- 時間
- 物理的環境
- 業務負荷
- 仕組み
- 上司の関わり
SECTION 12
同じ問いを毎日出し続ければいいわけではない。
問いナッジでは、段階に合わせて問いを変えます。例えば、
今日、一つ試すなら?
今日も一つ続けるなら?
最近、自然にできるようになったことは?
次に一つ、習慣にしたいことは?
SECTION 13
職場に「また思い出すきっかけ」がある。
問い文化がない職場
問い文化がある職場
SECTION 14
習慣になるまで、どんな問いをどの頻度で置くかを設計する。
問いナッジでは、次のようなことまで設計します。
問い文化=日常に「また思い出して、またやる」きっかけがある職場
問いナッジ=その反復を小さく支える設計方法
SECTION 15
実装方法
スコキン
出勤・退勤時に、朝の実践と夜の振り返りを組み合わせ、日常反復を支える。
セミナッジ
研修後の学びを、一定期間、朝・夜などの問いで繰り返し日常へ戻す。
問いステーション
職場の場面に合わせ、続けたい行動を思い出す問いを置く。
SECTION 16
何を習慣化したいかで、問いは変わる
今日、先に共有しておくことは?
今日も一つ丁寧に確認するなら?
今日も自分を整えるために一つ選ぶなら?
今日も一つ自分から動くなら?
今日、一つだけ良くするなら?
今日、一人に声をかけるなら?
今日、一つ丁寧にしたい対応は?
今日、自分の状態を整えるためにできることは?
SECTION 17
こんな企業に向いている
- 行動変容までは起きるが続かない
- 研修後に元の行動へ戻る
- 健康行動が定着しない
- 報連相を何度も言い直している
- 安全行動を習慣にしたい
- 声かけや感謝を日常化したい
- 改善行動を続けたい
- 社員自身に成長実感を持ってほしい
- 習慣化を監視や管理で進めたくない
- 小さな行動を文化につなげたい
御社では、「一度できるのに続かない」ことは何ですか?
習慣化につながる「問い」を相談する 続かない行動を、日常に戻す問いを一緒に考える習慣化したい行動を伺いながら、どのくらい小さくするか、いつ思い出すか、どんな問いで再起動するか、そしてどのタイミングで問いを変えていくかまで設計します。
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